明石市では、聴覚障害のある方がスマートフォンなどを使って市の窓口へ手話で問い合わせできる「手話リンク」サービスを今月から導入しました。通訳オペレーターを介して、リアルタイムに音声電話窓口と手話でやり取りが可能となるもので、兵庫県内の自治体では初の取り組みです。
この電話リレーサービスは、国による「電話リレー法」に基づき提供されている公共の通信インフラで、聴覚・発話に困難がある方と、音声を使う窓口をつなぐ仕組みです。
明石市では、事前登録なしで無料(通話料自己負担)で利用できるようにしています。
対象窓口は市役所代表電話、障害福祉課、総合窓口の3カ所。市のホームページの「手話で問い合わせる」ボタンをタップし、カメラ・マイクの許可を出せば、手話通訳者を通じて窓口スタッフと会話できます。

手話リンクを導入しました
このサービス導入によって、手話言語を主なコミュニケーション手段とする方々が、窓口に出向かずとも相談・手続きを行いやすくなります。
市は「より幅広い方が安心して暮らせる“共生のまちづくり”を進める」と説明しており、利用案内の周知と活用促進に取り組んでいく予定です。なお、既に実施されていたビデオ通話型の登録制「あかし手話サービス」も併用され、目的・利用場面に応じて使い分けられます。



