2026年2月23日、兵庫県明石市で会社員の男性(34)が、SNSを通じた投資勧誘により約260万円をだまし取られる被害が発覚しました。
男性は「必ず利益が出る」と持ちかけられ、指定口座へ複数回送金していたとみられます。兵庫県内では、同様の「SNS型投資詐欺」が相次いでおり、被害額が数百万円から数千万円規模に及ぶケースも報告されています。
被害が拡大している理由は以下が挙げられます。
| 内容 | 典型的な手口のポイント | |
|---|---|---|
| SNS経由で心理的ハードルが低い | Instagram、X、LINE、マッチングアプリなどを通じて接触し、信頼関係を築いた上で投資話を持ちかけるケースが増加 | 雑談や恋愛感情を通じて信用させ、警戒心を下げる |
| 偽の取引画面・アプリ | 実在する証券会社や暗号資産取引所を装った偽サイトを使用し、利益が出ているように表示 | 「含み益が増えている」画面を見せて安心させる |
| 追加送金の要求 | 「税金が必要」「出金手数料が必要」などと説明し、さらに入金を求める | 出金前に追加費用を請求するのが典型的パターン |
兵庫県内では、次ようなSNS型投資詐欺も連続して発生。今回の明石市の事案も、その流れの一つとみられます。
- 553万円被害(尼崎)
- 2,110万円被害(赤穂)
- 2,700万円被害(宝塚)
まともな金融業者が利益を保証することはありません。「必ず」「絶対に損しない」といった断定的な表現は、典型的な詐欺です。
投資経験がある人ほど狙われやすいです。
SNSやマッチングアプリで信頼関係を築いた後に投資話を持ちかけるケースも増えています。LINEグループへの誘導や、金融庁登録番号を確認できない業者、海外口座への送金要求などは強い警戒サインです。
万が一送金してしまった場合は、すぐに金融機関へ連絡し、警察に相談することが重要です。対応が早いほど被害回復の可能性が高まります。
「必ず儲かる」という言葉は、投資の世界では存在しません。冷静な判断と第三者への相談が、最大の防御策になります。



